俺様彼氏の説明書



冗談でしょ?



脱ぐって…



本気じゃないよね?



私はドアノブに掛けた自分の手が汗ばんでいくのを感じながら、ボーゼンと聞いていた




シュルッ━━━━━……‥‥



え?



布地の擦れる小気味のいい音が当たりに響く



今の…何?


もしかして制服のリボン外した音?



そしてまた少しするとバサリと少し重そうな何かが床に落ちる音がした



え…え…



ブレザー?



やだ…どうしよう…



次々と密かな音が鳴り響く



ベスト?ブラウス?



わかんないけど…




ちょっと!!



やめてー!!





バ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ンッッッツ!!!!




< 125 / 166 >

この作品をシェア

pagetop