俺様彼氏の説明書




勢いよく開けすぎて扉が、壊れたんじゃないかと思った



今は力加減なんて気にしていられない




目の前には棚に腰掛けた斗真くんと



その前に向い合わせで立っている美桜ちゃん



その姿はブラウスのボタンが半分外れていて



とても色っぽくて






「っ…菜々子…‥!?」



斗真くんが驚いた顔で私を見ている









「私も脱ぐ━━━━━━━━━━━━━!!!!」







私は泣きながら叫んでいた






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