俺様彼氏の説明書




すると斗真くんの手が私の頬に延びてくる



ビクッ!!



あ…やばい…


露骨にビビってしまった…



そんな私の反応に斗真くんは手を途中で止める



「そんなにビビらなくても、今すぐ取って食おうってわけじゃないんだから…」


それは…


そうだよね…


こんな昼まっぱらからってのも…



そう思って私もなんとかニッコリ笑って見せる



そんな私の顔を見て斗真くんは更に笑った



「フッ…引きつってる」



私とは反対に余裕の斗真くんは、この状況をすごく楽しんでいるみたい



私の過剰反応を面白がって、私の頬に軽くキスをすると



お茶を入れてくると言って部屋を出ていった



「はぁ〜〜〜〜……っ…」





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