俺様彼氏の説明書
足元にくすぐったい感覚
え!?
何!?
そしてもう一回
『ワンッ!!』
下を向くと、濡れたクリクリの瞳が私の様子を伺う様にジッと上目遣いで見つめていた
「きゃ!!!きゃわーいい!!!」
私は大興奮しながら屈み込んで足元のそれを抱き上げる
きゃー!!
これって斗真くんが前に言ってた、私に似てるミニチュアダックスだー!!
いやー!
かわいいー!!
かわいいワンコは私に抱かれて嬉しいのか、短い尻尾をパタパタと必死で振っている
うわ~癒される~
「あれ?入って来てた?」
そんな声がして、私とはワンコは同時に斗真くんの方を振り向いた
「ぷっ!」