俺様彼氏の説明書



私はその言葉に小さく頷いた



ええ、そうですとも!!


きっちり説明してもらいます!


むかつく!


ホントにむかつくー!



3時間目は遠くから斗真くんを睨み付けて過ごした



相変わらずの綺麗な横顔にイライラは加速する



私が何も知らないと思って



この、イケメン悪魔が!!







「図書室行くぞ」



3時間目が終わって斗真くんが話しかけてきてもやっぱりイライラは止まらなかった



なのでその言葉を軽く無視して立ち上がる



「何、怒ってんの?」



何をだって?


それはこれから図書室でしようじゃないの




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