俺様彼氏の説明書
図書室に入ってお弁当を食べ終わった後も、お互い無言だった
お弁当を早く食べ終わりすぎて、時間はまだかなり残されている
話すなら今だ!
私はそう思い、窓際の定位置に座った斗真くんに向かって思いきって話し掛けていた
「斗真くん?」
すると斗真くんは返事はせずに顔だけ上げる
こわいこわいこわい…
かなりご機嫌斜めになってるみたい…
でもそんなの関係ねー!
「今朝の…学校一緒に行った女の子…誰?」
私がそう言うと斗真くんは顔色一つ変えずに一言
「知らね」