あんなやつ大嫌い
「結婚!?」

夕食が終わり、食後のコーヒー飲みながら皆でまったりしていたときに紫音は結婚を報告した。

「「結婚って…」」

大将は驚いたような怒ったような微妙な表情を浮かべ、美魅と璃里は微妙な表情で小鳥を見つめた。

「式は年末になるかな。
日本で挙げる予定だから。」

紫音の言葉に、駿と小鳩は嬉しそうに頷いた。

「ちょっと待てよ!!
結婚って…
小鳥は良いのかよ!?」

「…は?
良いって何が?」

小鳥が首をかしげると、大将は痺れを切らしたように小鳥の腕をつかんでリビングを出た。

「ちょっ、ヒロ、痛い!
足も腕も痛いったら!!」

小鳥の言葉にようやく大将は立ち止まった。
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