あんなやつ大嫌い
「えっ!?
いつの話!?」

小鳥は悠里に詰め寄りながら言った。

「…先月?」

「先月!?」

「「小鳥ちゃんだけが、気づいてなかった。」」

「えっ!?」

そう言われて小鳥は記憶を思い返したが、まったく思い出せずに小鳥は雑誌に穴が開くくらい見つめた。

「…じゃあこのインタビューは!?
これは絶対に私じゃないよ!?」

「「それは私達。」」

美魅と璃里は平然と言った。

「なんで!?」

「「小鳥ちゃんに言ったら嫌がるでしょ?」」

「そういう問題!?」

得意気に言う美魅と璃里に呆れたように小鳥が言うと、美魅と璃里は不思議そうに首をかしげた。

「おーい、早く着替えて来なさい。」
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