Love Prince―18歳の初恋―【完】
「先生には関係ないの!あっち行ってて!」



「先生とわかってるなら、態度を改めなさい?」



「ナナコ先生は保健室の先生!
他の先生とは違うもん!」



ガキみたいな台詞に、ナナコ先生は呆れ、三浦先生は苦笑。

でも、ただ1人、亜果利は「癒杏にしては、強気ね!」と、違う意味で褒めてくれた。

私は「もう1個、あげちゃう!」と、亜果利に飴をまたあげる。



「貞包さんッ!!」



しかしそれが、ナナコ先生の怒りを買ってしまった。



「シワが増えますよ?先生」



けど、強い強い味方の岳が現れて、ナナコ先生は去って行く。
< 11 / 440 >

この作品をシェア

pagetop