Love Prince―18歳の初恋―【完】
ママに部屋を借りて、お姉ちゃんが持って来てくれた、黒のワンピースに身を包み、白のカーディガンを羽織ってリビングに戻ると、先生も着替えを済ませて、眠気覚ましのコーヒーを飲んでた。
「先生、目は覚めた?(笑)」
矢田先生の隣に立ち、顔を覗き込むと、「近いな」と、冷静に言われた。
「ドキドキした?(笑)」
「何に」
「私にだよっ!!」
先生は首を振って、コーヒーを飲み干して、立ち上がった。
…ドキドキしないのかぁ。
色気のない私は、まだまだ子供なのか。
気分がローになりながらも、ショルダーポーチに財布と携帯、今日はデジカメを入れて、出掛ける準備をして、玄関に走る。
「先生、目は覚めた?(笑)」
矢田先生の隣に立ち、顔を覗き込むと、「近いな」と、冷静に言われた。
「ドキドキした?(笑)」
「何に」
「私にだよっ!!」
先生は首を振って、コーヒーを飲み干して、立ち上がった。
…ドキドキしないのかぁ。
色気のない私は、まだまだ子供なのか。
気分がローになりながらも、ショルダーポーチに財布と携帯、今日はデジカメを入れて、出掛ける準備をして、玄関に走る。