Love Prince―18歳の初恋―【完】
…シワが増えるの、嫌なんだね。

同情してると、三浦先生が、私たち3人の頭を小突いた。



「お前ら、これから体調が悪くなっても、保健室に行けないな?」



「え?大丈夫だよ」



三浦先生ったら、心配性。



「パパに校長先生に電話して貰うか、矢田先生に…ふふっ(笑)」



もうニヤニヤと止まらない私に、亜果利が軽く引いていた。

三浦先生は、「は?知り合い?」と、これから紹介される矢田先生を知ってる私に、驚いて居た。



「私と、矢田先生の秘密です!」



「私…聞いたけど;;」



「……忘れて!お願い!」



…矢田先生。

優しくて、カッコいい…(笑)




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