Love Prince―18歳の初恋―【完】
「お前、癒杏に何かしたのか!
まだ18歳なんだぞ!お前みたいに30過ぎた男に癒杏が…ッ!!」



「大丈夫だよ!ヤイダ先生は足を触って来ただけだから、何もしてないからっ!!」



慌てて止めようとした私に、先生が「アホ!!」と、手で口を塞いで来た。

ママがキャーキャー叫ぶ中、パパは顔を赤くしながら、「龍哉…許すかぁ゛!!」と、声を荒げた。



「アレは何か…気持ちを堪える為であって…!;;」



「大の大人が、18歳に盛るんじゃねぇ゛ー!!」



ここまで来ると、もう誰にも止められない。

私は先生の顔を見ながら、顔を歪めた。
< 135 / 440 >

この作品をシェア

pagetop