Love Prince―18歳の初恋―【完】
ママに落ち着かされたパパは、先生を解放した。

先生ははだけた浴衣の襟元を直し、「俺は矢田だ」と、私の顔を掴みながら言う。



「間違えちゃった;;」



「お前の頭と軽い口は、直らなそうだな」



呆れてる。

怒ってる。

…嫌われたら大変だよ!;;

私は「ごめんなさい」と、頭を下げた。

すると、視線の先に、胡座をかいてるせいで、合わせが開き、先生の黒のボクサーパンツが丸見え。



「貞包?」



フリーズしてた私は、慌てて先生に布団をかけて、顔を背けた。

こんな近くで見た事がない私は、ブツを見たわけでもないのに、酷く動揺して居た。




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