Love Prince―18歳の初恋―【完】
サングラスをずらして、頭に乗せてる先生は、眩しそうに淳君の方を向く。

そして何を思ったのか、私を抱き締めると、淳君にニヤリと笑った。



「…馬鹿に馬鹿は似合わない。俺とこいつだから付き合える」



「何が言いたいんだよ!!」



「彼女であった杏奈ちゃんを一途に思えないヤツがな、癒杏に惚れるとか10年早いだよ。ケツが青い証拠だな」



「淳君、まだ蒙古斑あるの?」



「もうないっ!!」



話をややこしくする所か、逸らした私に、淳君は叫びながら近付いて来た。

…え、何で!?;;

私は先生の腕の中でパニック。
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