Love Prince―18歳の初恋―【完】
22‐引っ掛かる罠
20分毎に、寝たり起きたりを繰り返してると、あっという間に陽が沈み初めて居た。
携帯を開くと、メールも着信も、保存されたモノ以外、消えてしまった位、フォルダが埋まってしまった。
全て消去しても、また次々と着て、面倒になって来た。
“死ね”という文字を見る度に、“殺せば良い”と、思えても来た。
携帯を放り、布団に潜り込む。
寝てるうちに、諦めて欲しい。
誰かに恨まれるような事をしたつもりはない。
なのにどうして、ここまでされないと、行けないのだろうか。
人を嫌いになりそう。
学校にもう、行きたくない。