Love Prince―18歳の初恋―【完】
翌日、携帯を見ないようにして、1日をやり過ごした。
掃除したり、洗濯したり。
ママと何気ない会話をして居ると、あっという間に夕方になってた。
ーー〜♪〜♪
箪笥に先生の服をしまって居ると、携帯が鳴った。
画面に表示されてる携帯番号は、知らない番号だけど、非通知ではないからと、私は出る事にした。
「もしもし…?」
『貞包か?井ノ原だ』
…“井ノ原”?
誰だっけ;;
「あのー…どちらの“イイハラ”さんですか?」
『“井ノ原”だ!自分の高校の数学教師だろ』
…そうだっけ;;