Love Prince―18歳の初恋―【完】
ドライバー任せにしてて、行き先は決めてなかったけど、着いたのは映画館だった。



「何、見る?」



「いきなり言われても;;」



先を歩く陵介君が、私たち3人に振り返りながら言う。

しかし亜果利は、映画を見るつもりがなかったのか、隣の建物にある、ボーリング場を見てる。

でも、私がボーリング未経験な為、映画しかない。



「…これで良いです」



亜果利は外国の恋愛映画を選び、陵介君にチケットを買って貰って居た。



「吹き替えにしといたからね」



「良かった!私、英語わかんないから!」



「だと思った…;;」



…何か、聞き捨てならないセリフが。

まぁ、良いや!
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