Love Prince―18歳の初恋―【完】
チケットを受け取り、ジュースを買いに行く。
迷子にならないよう、陵介君のシャツの袖口を掴みながら、メニューを見上げる。
「オレンジジュースと、キャラメルポップコーンが良いなぁ」
今日の分のお金は、陵介君が出して、後で返す事になってる。
財布を忘れてしまったから。
「お昼ご飯、入る?」
「んー…入らない!(笑)」
ポップコーンは諦めて、オレンジジュースだけを注文。
亜果利と岳も買い終えたのか、私たちを待ってた。
「癒杏の父親みたいっすよ?」
「兄貴と言わんかい!」
私は亜果利と手を繋ぎ、場内に入った。
迷子にならないよう、陵介君のシャツの袖口を掴みながら、メニューを見上げる。
「オレンジジュースと、キャラメルポップコーンが良いなぁ」
今日の分のお金は、陵介君が出して、後で返す事になってる。
財布を忘れてしまったから。
「お昼ご飯、入る?」
「んー…入らない!(笑)」
ポップコーンは諦めて、オレンジジュースだけを注文。
亜果利と岳も買い終えたのか、私たちを待ってた。
「癒杏の父親みたいっすよ?」
「兄貴と言わんかい!」
私は亜果利と手を繋ぎ、場内に入った。