Love Prince―18歳の初恋―【完】
少しずつ、でも確実に夢へと近付けてると、実感する。
玄関までひまわりさんを送り、お出掛けしてるママの代わりに、ベランダに干された洗濯物を取り込む。
ママはいつも、洗濯物は15時か16時に入れる。
再放送のドラマを見ながら服を畳んでると、「ただいま」と、先生が帰って来た。
「先生!お仕事はっ!?」
いつもより2時間は早い事に驚き、ソファーから立ち上がった。
「あぁ…早退」
…怪しい。
私から目を逸らし、リビングから出て行く先生の背中を見つめる。
「ただいまぁ。あ、洗濯物ありがとね」
ママも帰宅し、いつもなら気にしない同時の帰宅に違和感を感じる。
玄関までひまわりさんを送り、お出掛けしてるママの代わりに、ベランダに干された洗濯物を取り込む。
ママはいつも、洗濯物は15時か16時に入れる。
再放送のドラマを見ながら服を畳んでると、「ただいま」と、先生が帰って来た。
「先生!お仕事はっ!?」
いつもより2時間は早い事に驚き、ソファーから立ち上がった。
「あぁ…早退」
…怪しい。
私から目を逸らし、リビングから出て行く先生の背中を見つめる。
「ただいまぁ。あ、洗濯物ありがとね」
ママも帰宅し、いつもなら気にしない同時の帰宅に違和感を感じる。