Love Prince―18歳の初恋―【完】
「…龍哉?;;」



先生は口を開け、ポカーンとしてる。



「見惚れてる(笑)」



陵介君は私の隣で大爆笑。

引かれてないとわかり、私はニコニコ。

先生の腕に自分の腕を絡ませて、お姉ちゃんに写メして貰い、パパに送る。



「皆さん。お待たせしました」



先生とのツーショットを何枚も撮って楽しんで居ると、スタイルを強調するような、ゴールドのドレスを身に纏った暁子さんが現れた。



「あら、今朝とは見間違えますわね。馬子にも衣装ね」



「太い脚の暁子さんには、言われたくないです!」



あまりにもカチンとして、思わず言ってしまった。
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