Love Prince―18歳の初恋―【完】
私が言えた義理でもなく、見せる事の出来ない私は、お姉ちゃんの脚を見た。



「何で私の脚を見てるの;;」



「美脚だから!」



怒りにワナワナ震えてる暁子さんにも目もくれず、お姉ちゃんの脚に触れて見た。



「細ーい!」



「癒杏に言われても;;」



お姉ちゃんは私の手を退かせて、暁子さんを見た。



「これから何をするの?ワルツでも踊るのかしら」



お姉ちゃんは挑発するかのように、暁子さんを見て笑う。

私はメイクを落とさないように、注意しながら、目頭を掻いた。



「そうね。先ずはテーブルマナーからかしら」



…何でテーブルマナーなの;;
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