Love Prince―18歳の初恋―【完】
唖然とする中、ママが歩斗さんに花飾りやドレスについて教える。

ひまわりさんはそれをスケジュール張にメモをしている。



「メイクはどうしたら良いのかしらね。この前は、ほとんど杏奈ちゃんなんでしょ?しかし、あの子は親族として、お色直しの度に会場から出れないから」



「大丈夫だよ、おばさん!私たち、メイクの達人を知ってるから!」



「あ!アザミちゃんね!」



「“アザミちゃん”?」



「私の母親。エステティシャンだったから、肌の手入れからやってくれるよ!」



「式の2・3日前に、ひまわりの父親に、顔剃りも頼まないとな」



「そうだね」



…さすが、プロ。

またも感激しました。
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