みんな同じ顔
天使や、悪魔、死神、この世界の神。
全ては存在するのだ。
もちろん、確かかどうかは別であるが。
彼らはそっと人間を見て、笑っている。
いや、見守っているのだ。
私たちが、蟻を見るように。
そして、私たちに食べられてしまう米のように、
彼らは私たちを食べるのかもしれない。
ただ、私はこの体験を胸に刻んで、
明日に歩いていこうと思う。
何時死ぬかわからない、
誰に操られているかわからない、
何も知らない人間だから、
明日に向かって頑張れるんだ。
私は疑問を持っていい。
ずっと。
行き始めて、死ぬまでのゴールまで、
人間は、人間と、
生きる術を考えて、
何かに疑問を持ちながら、
皆で生きているのだから。