嘘偽りの愛しい体温
七、温かく優しい時間
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ブルルブルルッ!
夕方、調度仕事が終わって控え室でコーヒーを飲んでいる時携帯電話のマナーが響く
蓮也かな
私は瞬時に携帯を開き電話に出た
「は、はい」
『俺だ。今何処にいる?』
「えっと、職場なんだけど…」
『仕事中か?』
「ううん、終わった所だよ」
『そうか。駐車場5―Aで待ってる。帰りに寄ってくれ』
「う、うん、わかった」
もしかして…わざわざ来てくれたの…?
蓮也…すぐそこにいるの?