嘘偽りの愛しい体温


「38階?部屋取ってるの?」


「部屋?何の事だ?」


「あ、あれ?違うの?」


「…何だ誘ってるのか?」




蓮也は私の身体をエレベーターの壁へと押し付け両手を拘束し貼付ける


ニヤリと不適な笑みを浮かべれば両脚の間へ挟む様に蓮也の片足を潜らされ僅かに脚を開かれる




「っれ、蓮也…ち、違っ…!」


「何が違う?そんな誘う様な表情して…煽ってんな」




唐突に首筋へと顔を埋められ甘く吸う様にキスを落とされ顔を離された。



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