嘘偽りの愛しい体温


「あの、蓮也の事教えて頂き有難うございました」


「どう致しまして。あ、因みに帰りは蓮也を此処に寄越すから」


「…い、いきなりですか!?」


「アイツ君の怪我の具合気になってると思うしさ。ま、後は俺に任せといて」


「わかりました。今日は本当に有難うございました」


「どう致しまして。じゃあ、またな」


「はい」




私が車から降りると男性は去って行った


病院に入り受け付けで名前を述べると何故か、そのまま診察室へと案内された


え…名前言っただけなんだけど…。



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