嘘偽りの愛しい体温


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次の日の朝


結局昨日はまともに眠れなかった…


蓮也の部屋で寝る事を思うと、感情が高ぶってか中々眠れなくて




「昨日の女の子大丈夫かな…」


「大丈夫だ。事情聴取にも応じてくれてるからな。心配ない」


「それなら良いんだけど……昨日は本当何かショックだった」




女の子は泣き喚いていて、服も土塗れになってて…頬を叩かれたのか口端から血が出てて…


私がされた訳じゃないのに凄く、怖かった。



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