嘘偽りの愛しい体温


んー…頭がクラクラする


お腹が痛い…


此処は何処?


見知らぬ男に声を掛けられ無理矢理車へ乗せられて…それから……――


目を開き飛び起きるとそこは初めて見る部屋……と言うか…ホテル?


…どうしてホテルなんかに




『目覚めたぁ?』


「……貴方……あの時の…」


『覚えてくれてたんだ。そ、俺は君に邪魔された哀れな男だよ』




この男は今、警察が追ってる男


私の家の近くで女の子をレイプしていた張本人。



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