嘘偽りの愛しい体温
「君のせいで欲求不満なんだよね。勿論、責任とってくれるんだよなぁ?」
「…い、嫌です」
「何言ってんの?君に拒否権なんてないよ?俺から逃げられなくて残念だったなぁ」
…気持ち悪い…吐き気がする。蓮也と再会した時の事を思い出す
あの時も見ず知らずの男達に囲まれて、レイプされそうになった
未だにまだ鮮明に覚えてる
「順番にヤってくからよ。お前、気絶すんじゃねーぞ?」
男は上着を豪快に脱ぐと私に近付いて来る
やだ…こんなのやだ…
―――♪~♪♪~♪―――
その時、私の携帯が鳴り響いた。