嘘偽りの愛しい体温


「も、もしもし!」


「里桜、お前家に帰らねぇで今何処にいる?」


「私っ…―――!!」




咄嗟に電話に出たは良いけど直ぐに携帯電話を奪われてしまった


…蓮也…助けて…




『もっしもーし。今お取り込み中で出られませーん』




男は呑気に携帯電話で話しながら、ズボンのベルトをカチャカチャと外していく


その他の周りにいる男はその様子をケラケラと笑いながら見てる


この人達…本当に危ない。



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