嘘偽りの愛しい体温


『なっ、そ、それで…お、脅してるつもりか!?エアーガンかそれ?』


「ふ、試してみるか?」




蓮也は黒光りした銃を手に握り、銃口を男の額目掛け突き付けてる


…蓮也…目が、笑ってない


…本気だ




「れ、蓮也…」


「額が怖ぇなら、足を撃って試すのも悪くねぇな。どっちが良い?」


『…ひ、ひぃ…や、やめてくれぇ…俺が悪かった…俺が』




仲間の中心に立つ男がその場に座り込んだ矢先、他の男が逃げようとドアへと向かう




「逃げるつもりか?」


『ひ、ひいぃぃぃ!』




蓮也は座り込んだ男から他の男達へと銃口を向けた。



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