嘘偽りの愛しい体温


『ひいぃぃ!お、俺等は何もっ…』


「この場にいて、よくもその様な事が言えるな。お前は死にてぇみたいだな」


「す、す、すんません!ごめんなさいぃぃ!わ、悪かった!許してくれ!」




男二人はその場で必死に土下座する。額が床に付く程土下座する男達


蓮也…凄い


その銃は…本物?


蓮也、銃握ったりするんだ


初めて見た、こんな蓮也の姿




「里桜、大丈夫か?」


「う、うん…大丈夫」




蓮也が私の方へと来てくれた矢先、一人の男が蓮也の背後を狙って殴ろうと握り拳を作り襲いかかって来た




「れ、蓮っ…」




声が出ない。蓮也の名を呼ぶのに必死だった。



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