嘘偽りの愛しい体温
男達は余程怖いのか、俯せになったまま動かず大人しくなった
蓮也は上着を脱ぐと、私の肩へと羽織る様に掛けてくれて不適な笑みを浮かべる
な…何?
「良い眺め」
「え……な、何言ってっ…」
開いていた服の前を蓮也のジャケットで覆い隠す
こ、こんな時に何言ってるのこの人!って……な、何?蓮也、ち、近い…?
「此処でヤるか。こいつ等に見せてやる?ヤってる時のお前の可愛い顔」
「…え、えぇぇええ!?」
な、何言ってるのこの人
冗談でしょ…?