嘘偽りの愛しい体温


傷付けてごめんな


この前から俺はお前を傷付けてばかりだな


それでもお前は決して怯まず俺へ気持ちを伝えてくれる


素直に喜ぶ事が出来りゃあ、どれ程良いか…


何度もそう思った

















******


共に住む様になった後半


奈々に会いたいと言われ、里桜を家に届けてから奈々の家へと向かった


本当は会う気なんざさらさらなかった。勿論抱く気等尚更ねぇ


此処最近、女と会おうとセックスしようと満たされなくなった。



< 334 / 400 >

この作品をシェア

pagetop