嘘偽りの愛しい体温


「俺は28になった」


「28なんだ。うん、落ち着いてるからそれぐらいかなとは思ってたよ」


「そうか」


「私、蓮也について知らない事沢山あるからこれから沢山教えてね」


「あぁわかった。先ずは好きな女の抱き方を見せようか」


「…へ?」


「おいで、里桜」




蓮也は私の身を軽々と抱き上げると、そのまま寝室へと入って行く


ま、待ってこんなっ!


心の準備が出来てないよぅ。



< 385 / 400 >

この作品をシェア

pagetop