嘘偽りの愛しい体温
おまけ&あとがき


******



「んっ…もぅ、ダメっ…っ…」


「まだだ。まだ足りねぇ」




皺くちゃの白いシーツにベッドが軋む音、昨夜も情交を重ねたのに今朝起きてすぐまたこの調子


二人横たわったまま背後から抱き締められ、私の身体をまさぐる蓮也


昨夜だけでも何度達したのか数え切れない程感じたのに、まだ身体は敏感に反応を示す




「…里桜」


「…んぅ」




顎を掴まれ顔を上げさせられると蓮也は身を乗り出し唇を奪い啄む様な甘いキスを交わす


蓮也も私もキスが好き。蓮也は昨夜も沢山キスをしてくれた




「…はぁ…キス魔だね私達」


「お前とならキス魔だろうが何だろうが上等だ」




戯れていた時、リビングのインターホンが鳴り響いた。



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