嘘偽りの愛しい体温


「私が好きなのは…蓮…――」


「あーっとすまねぇ忘れ……お。玄関でとか仲良しなこって」


「お前な…」




さっきの人が戻って来た!


私は咄嗟に蓮也の腕から逃れ様と身を動かすもののしっかり抱き締められていて逃れられない




「これ、やるよ。好きに使って楽しんでねー。じゃあ今度こそ、アディオス!」




男は何かを蓮也へ投げ渡し、また去って行った


何?何を貰ったの?



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