嘘偽りの愛しい体温


「…あの野郎」


「どうしたの?何これ?」


「せっかくだから使うか?」




蓮也は口端を吊り上げ不適な笑みを浮かべる。と言う事はこれは何かおかしな物?




「み、見せて!」


「ほら」


「……ろ、ローション!?」


「みてぇだな」


「なな、何でこんな物…」


「さぁな」




ローションとか、何でこんな物普通に持ってるの!?


てか、こんな物くれなくて良いのに!



< 397 / 400 >

この作品をシェア

pagetop