嘘偽りの愛しい体温


「つ、使わないよ!絶対使わない!」


「俺もこんな趣味はねぇ」




蓮也はリビングへ入るとローションをテーブルへと置き再び私を抱き締める




「でもまぁ、仕置きに使うのも悪くねぇな」


「お、お仕置き?そんなお仕置きされる様な事私しないもん」


「俺を妬かせたりしなけりゃあ問題ない」


「え…蓮也って嫉妬したりするの?」


「…さぁな」




蓮也ははぐらかす様に視線を逸らし、私を優しく抱き込んだ。



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