嘘偽りの愛しい体温
先程までの行為とは違い、私を気遣う様に最後まで抱いてくれた
私はもう身体の力が抜け身体を起こす事が出来ずベッドの上で横になったまま大人しくしていた
まだ、異物挿入感が残りヒリヒリと痛む。だけどこの痛みは女になった証拠
二、三日もすれば治ると思うし今だけの辛抱だから耐えられる
「…泊まってくか」
「え、どうして?私なら大丈夫だよ。帰れるよ、ほらっ……っ…」
「無理するな」
立ち上がろうと身を起こした矢先、痛みが走り思わず言葉を失ってしまった。