嘘偽りの愛しい体温


ホテルへ着きいつもの如く情事に溺れた後、ベッドの上で戯れる


蓮也の逞しい上腕二頭筋に触れたり、硬い腹筋小突いたりして遊ぶ


いつもの事だからか、気にしない様子でテレビのニュースを見る蓮也


さっきまであんな事してたのに、少し触れただけで嬉しくてドキドキする


このまま0時を迎えられたら良いのに…


また私の欲が溢れ出す


欲張るのは良くないって


わかってるけど


欲が出ちゃう…



「ねぇ蓮也」


「ん?」



私は固唾を飲んだ。



< 97 / 400 >

この作品をシェア

pagetop