嘘偽りの愛しい体温
ホテルへ着きいつもの如く情事に溺れた後、ベッドの上で戯れる
蓮也の逞しい上腕二頭筋に触れたり、硬い腹筋小突いたりして遊ぶ
いつもの事だからか、気にしない様子でテレビのニュースを見る蓮也
さっきまであんな事してたのに、少し触れただけで嬉しくてドキドキする
このまま0時を迎えられたら良いのに…
また私の欲が溢れ出す
欲張るのは良くないって
わかってるけど
欲が出ちゃう…
「ねぇ蓮也」
「ん?」
私は固唾を飲んだ。