月の骨


 山城を降ろし、家へと帰りついた僕はそのまま居間のソファで眠りについた。


 吃驚するほど深い眠りで、そんな眠りについたのは久しぶりだった。



 深い眠りの最後に、僕は朔夜の夢を見た。



 それは現実のようにはっきりと僕の目に映った。





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