アシタとキノウ
4月―。
教室は新校舎の教室で、
新しもの好きの私にとっては、
うれしいことだった。
クラスの人も、みるかぎり知っている人が多かった。
もちろん、初対面の子もいた。
担任の先生が入ってくる。
ちょっと痩せている、50代程のその先生は、重城先生といった。
「「「オモシロ?」」」
見慣れない漢字が書かれた黒板をみて、きっとほとんどの生徒がそう思っただろう。
教室は新校舎の教室で、
新しもの好きの私にとっては、
うれしいことだった。
クラスの人も、みるかぎり知っている人が多かった。
もちろん、初対面の子もいた。
担任の先生が入ってくる。
ちょっと痩せている、50代程のその先生は、重城先生といった。
「「「オモシロ?」」」
見慣れない漢字が書かれた黒板をみて、きっとほとんどの生徒がそう思っただろう。