塾の講師に恋をした
第1章

同じ事の繰り返し




……また今日も朝が来た


携帯のアラームを嫌な顔して止めた



眠たい目をこすりながら、
おぼつかない足で階段を下りた


テーブルには菓子パン


綺麗に片づいた居間には
むなしくTVだけが音を発している



また今日が始まる

きっと記憶に残らない“今日”



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