VALEN-TINE
結局そんなこんなでバレンタインは明日になってしまった。
「もう明日なんだなぁ~。」
あたしは礼花を遠い目で見つめ、悲しく呟いた。
「てかぁ、ひなたはだれにもあげないの?」
あたしの目の前で首をかしげて可愛げにいう礼花。
「うん、あげないよ」
あたしが小さくそういったから、礼花は急にしゅんと子犬のように落ち込んで、
「礼花はひなたにつくったのにぃ・・あっ!ホワイトデー!ホワイトデー!」
礼花はさっきの落ち込んだ様子を忘れさせるぐらいに元気になった。
ホワイトデー。女の子にとっては、こっちもうれしい日なんだよね。
どっちにしろ、あたしには全然関係ないのにね、気になるんだよ。
「もう明日なんだなぁ~。」
あたしは礼花を遠い目で見つめ、悲しく呟いた。
「てかぁ、ひなたはだれにもあげないの?」
あたしの目の前で首をかしげて可愛げにいう礼花。
「うん、あげないよ」
あたしが小さくそういったから、礼花は急にしゅんと子犬のように落ち込んで、
「礼花はひなたにつくったのにぃ・・あっ!ホワイトデー!ホワイトデー!」
礼花はさっきの落ち込んだ様子を忘れさせるぐらいに元気になった。
ホワイトデー。女の子にとっては、こっちもうれしい日なんだよね。
どっちにしろ、あたしには全然関係ないのにね、気になるんだよ。