十五の石の物語




「あ、あれは?!」

私達が食事をしていると、木々の隙間から灯りのようなものが移動していくのが見えた。



「もしかして、あれ、例の偏屈なんじゃない?」

「そうかもしれない!」

ヴェールは灯りの方をじっとみつめている。



「レヴさん、どうしますか?今からすぐに後を追いますか?
それとも明日の朝にしますか?
だいたいの方角は覚えましたから、明日でも大丈夫だとは思いますが…」

「夜道は危険だが、今なら追い付けそうだ。
すぐに後を追おう!」

「わかりました。
では、私のすぐ後ろをついてきてください。
そんなに道幅は狭くはありませんが、落ちたら助かりません。
慎重に!!」

ヴェールの言葉に気を引き締めながら、私とサリーはヴェールの後を慎重について進んだ。

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