十五の石の物語




「レヴさん!あそこに灯りが!」

「近いな!」

「ええ、でも、あせらないで…
私の後をゆっくり付いて来て下さいね。」

「わかった…
もうこれなら急がなくとも大丈夫だろう。
慎重に進もう!
サリー、気を付けるのだぞ!」

私はサリーに声をかけ、張り詰めた空気の中、ゆっくりと灯りの元に進んだ。



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