十五の石の物語
私達はアベルに別れを告げ、シャルロの住む町へ向かって歩き始めた。
シャルロの住む町まではさほど遠くはない道程だ。



石を通じ、思いがけない人々との不思議な縁が微妙な塩梅で絡まっている事を私は感じた。



***

深い緑色の血玉石…
この石は次に彼らにどんなことをもたらしてくれるのか…?
四人は、様々な想いを胸に、新たな町へ向かって歩き始めた。



11.血玉石…fin



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