TWO WISH〜もしも願いが2つ叶うなら…〜
この悲しみと苦しみのやり場をなくし、気が付くとアイコに電話をしていた…。
「もしもし…。ケン兄?」
『…。』
「ケン兄…?」
『アイコ…。俺は最低な人間だな…。』
「どしたの?急に…。」
『昨日…。チカを泣かせてしまった…。』
「ケンカでもした…?」
『いや…。お別れをしたんだ…。』
「えっ?どうして…?お姉ちゃんのコト…。嫌いになっちゃったの?」
『好きだよ…。誰よりも愛してる…。』
「なら、どうして…?」
『好きだからこそ…。愛しているからこそ…。お別れをしたんだ…。』
「ケン兄にとって唯一…。繋がりを持てた人なのに…。」
『繋がりが、こんなにも苦しいなんてな…。』
“繋がり”
その言葉で急に怖くなった…。
「もしもし…。ケン兄?」
『…。』
「ケン兄…?」
『アイコ…。俺は最低な人間だな…。』
「どしたの?急に…。」
『昨日…。チカを泣かせてしまった…。』
「ケンカでもした…?」
『いや…。お別れをしたんだ…。』
「えっ?どうして…?お姉ちゃんのコト…。嫌いになっちゃったの?」
『好きだよ…。誰よりも愛してる…。』
「なら、どうして…?」
『好きだからこそ…。愛しているからこそ…。お別れをしたんだ…。』
「ケン兄にとって唯一…。繋がりを持てた人なのに…。」
『繋がりが、こんなにも苦しいなんてな…。』
“繋がり”
その言葉で急に怖くなった…。