お兄さんと【完】
「あれ、星くんじゃない??」
「えっ?ホントだっ!!偶然だねー!」
「あっ。どうも。」
ベンチに座って、下を向きながら火照りを冷ます私。
なんだかデジャブみたいな会話に一気に熱が下がった気がする。
顔を上げると、左斜め前方に髪をクルクルに巻いた人とボブヘアーの女の人が、飲み物を持ったお兄さんに絡んでいた。
あっ。
大学に行ったときと同じ光景。
あんまり見たくないな。
っていうか、盗み見してるみたいでいい気分じゃない。
「えっ?ホントだっ!!偶然だねー!」
「あっ。どうも。」
ベンチに座って、下を向きながら火照りを冷ます私。
なんだかデジャブみたいな会話に一気に熱が下がった気がする。
顔を上げると、左斜め前方に髪をクルクルに巻いた人とボブヘアーの女の人が、飲み物を持ったお兄さんに絡んでいた。
あっ。
大学に行ったときと同じ光景。
あんまり見たくないな。
っていうか、盗み見してるみたいでいい気分じゃない。